2015年12月13日

Live Compでイルミネーション撮影

ライブコンポジットでイルミネーション撮影を
してみると色々な撮り方ができたりします。
オリンパスプラザ東京で開催した
無料セミナーの内容から、今回は
ライブコンポジットでの撮影法を
ピックアップしてご紹介します。

よかったら続きをどうぞ


◆ライブコンポジットとは
ライブコンポジットとは電子シャッターで
連続撮影している写真を「比較明合成」
という手法でカメラ内で合成し、その合成中の
状況を液晶画面を通じてライブで確認できる
というものです。

◆比較明合成とは
「比較明合成」とは1枚目、2枚目を比較し、
2枚目の方が明るい部分のみ明るさが足され
合成されるというもの。
通常はシャッターを開いている時間が長いと、
光があれば暗いところもどんどん明るさが足され、
やがて真っ白になってしまいますが、比較明合成の場合、
短めのシャッター速度の撮影をどんどん合成していくのですが
同じ明るさや、2枚目以降の方が暗い部分は合成されないため、
長い時間合成撮影をしても露出オーバー(光が溢れて明るく
なりすぎる状態)になりにくいのが特徴。

さて、前置きが長くなりましたが、この特性を利用することで
長い時間をかけた撮影が可能になります。
もちろん三脚を使っての撮影が前提です。

◆準備 Aモードでの撮影

夜景やイルミネーション撮影でAモード(絞り優先オート)
で撮影する方も多いと思います。絞り(レンズ内の光を通す
穴の大きさ)を数字で指定すると、シャッタースピードをカメラ
が決めてくれるモードです。絞りの数値はカメラ内ではF○.○で
表示され、数字が小さい方が穴が大きい状態で光が一気に入ります。
逆に数字が大きいと穴が小さくなり、光が溜まるのに時間がかかります。
同時に数字が小さい方がピントを合わせた前後がボケやすくなり、
大きいと手前から奥までピントが合いやすくなります。

1)絞り値を決めます
普通にイルミネーションを風景的に撮るなら絞りはF5.6からF8程度
で良いでしょう。風景的に広く撮る場合はあまり絞らなくても
ピントは比較的奥まで合いやすくなりますし、絞りすぎると
撮影に時間がかかるためです。

2)ISO感度を設定します
ISO感度は200にします。三脚に固定しているので画質優先で。

3)ホワイトバランス(色合い)
お好みで。オートでもいいし、一般的には太陽光、電球もクール
ですし、個人的には蛍光灯もおすすめ。

4)テスト撮影 構図を決めたら1枚撮影します。

5)露出補正 
撮影した写真を見て、明るさの調整が必要であれば
露出補正して撮影し直します。

6)シャッター速度の確認
再生し、infoボタンを(何度か)押すと詳細画面になります。
赤枠部分がシャッタースピード。この秒数を憶えておきます。
※例えば4という数字の場合は1/4秒、”4は4秒を表します。
saisei1.jpg


◆ライブコンポジット搭載機種
2015年12月現在
E-M1(Ver.2.0以降)、E-M5Mark2、E-M10、E-M10Mark2
E-PL7

◆ライブコンポジットの設定、撮影方法
1.モードダイヤル 「M」
2.シャッター速度を遅い方向に設定していきます。
 OM−Dは親指側のダイヤルをひたすら左方向へ
 E-PL7はダイヤルをひたすら左方向へ
OM-D .jpg

3.行き止まりのLiveCompまで回します。

4.シャッター速度の入力
絞り値、ISO感度値はAモードの設定が引き継がれるので
そのまま。シャッター速度はMENUボタンを押すと
設定画面に切り替わります。
menu.jpg

十字ボタン上下で先ほどのAモードで確認したシャッター速度
を選びます。選んだらシャッター半押しで撮影画面へ。
これで1カット辺りの秒数が決まりました。
何カット合成するかは撮影しながら液晶画面を見て決めます。

5.ノイズリダクション
まずは1回シャッターボタンを押します。
ここではまだ撮影されていません。(ノイズを計っています)
LC1.jpg


6.シャッターを押して撮影を開始します。
セルフタイマー2秒を使用するとぶれにくくなります。
リモートケーブルがあれば万全です。

7.お好みのところでもう一度シャッターを押すと撮影終了。

これがライブコンポジットの基本手順です。

◆ライブコンポジット活用例
1.光のトンネルで人が消えた!
光のトンネルの限らず、イルミネーションは人気
ですので人もたくさん。イルミネーションだけ写したいけど
どうしても人影が・・・
そんな時にもライブコンポジットを試してください。
最初は人が写っていますが・・・
PB270194 (3).jpg

歩き出すと背景の光が映るので人が消えます。
光よりも明るい人(白い服の人やスマホのライトなど)
がこなければ、人の隙間さえあれば粘るほど人が消えていくでしょう。
PB270193 (2).jpg


2.以降はまたの機会に

是非お試しください!
よかったらまたアンケートにご協力ください!


posted by kassy at 01:40| Comment(0) | 撮影機能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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