2012年06月16日

LIVE BULB / LIVE TIME

OM-Dからの新機能としてLIVE BULB / LIVE TIME が搭載された。BULB撮影に不慣れな方にはとても便利な機能。そもそもBULBって何?TIMEって何?という方も是非続きをどうぞ。 

BULBとは、シャッターボタンを押している間だけシャッターが開き、離すと閉じるというモード。シャッターをあけておきたい時間を自分の感覚で決めるモードです。

TIMEは基本は同じですが、シャッターを押しっぱなしにしなくてもよいモードで、一度シャッターボタンを押すとシャッターが開き、もう一度押すと閉じるという使い方です。

まず、どんなときに使うの?ということですが、よく使われるのは花火撮影だと思います。花火の場合、どのタイミングでどれだけの数が上がるかが予測不能ですので、マニュアル露出などであらかじめシャッターを開けている時間を決めていると、花火が連続で上がりすぎると光が多すぎて真っ白になってしまったりします。BULB/TIMEなら、そんなときすぐに閉じたりと、状況を見ながら自在に調整できます。
P8051151.jpg
(写真はE-M5での撮影ではありません)

あとは60秒以上シャッターを開けておきたい場合。シャッター速度優先やマニュアルで設定できる最長露光時間は60秒なので、それ以上シャッターを開けておく必要がある場合はBULB/TIMEを使用する必要があります。最大で30分(初期設定は8分。BULB リミッター設定で調整。設定はメニューのギアEにあります。)までシャッターを開けておくことができます。例えば月明かりでの撮影や、星空の撮影など、かなり光が少ない場面での長時間露光の時に使用したりします。
P4075017.jpg

BULBでこのような長時間露光をする場合、ずっとシャッターボタンを押している訳にもいかないので、一般にはリモートケーブルのロック機能を使います。手を離してもシャッターボタンを押しっぱなしにしてくれます。また、花火のような数秒の露光でも、カメラのシャッターボタンを押しっぱなしだとぶれる可能性もあるので、(上手くやれば大丈夫ですが)リモートケーブルでの撮影が一般的です。

TIMEは押しっぱなしの必要がないので便利かもしれませんが、閉じるときにもう一度シャッターを押すので、このときにぶれないように注意が必要です。長時間露光の場合はさほど影響がない場合が多いでしょうが、リモートケーブルを使用することに越したことはありません。


さて、これらに「LIVE」がつくと何が凄いのかということですが、これまでのBULB/TIMEはどちらもシャッターを開けている間、どのくらいの明るさになっているのかは途中で見ることができず、経験や試行錯誤が必要だったりしました。この機能が画期的なのは、シャッターを開けっ放しの状態であるにもかかわらず、途中の光の貯まり具合(明るさ)を液晶画面で見せてくれるというところです。

これにより、初心者の方でも簡単かつ安心してBULBやTIME撮影に挑戦することができるようになりました。時間を測りながら撮影した写真を確認し、時間を調整して撮り直すということをしなくても、設定した秒数ごとにその時点での明るさを表示してくれるので、それを参考に露光を止めることができるのです。


さて、実際の操作と使い方ですが、ダイヤルを「M」に設定し、シャッター速度が遅くなる方向にコントロールダイヤルをまわします。
modeM.jpg

BULB TIME DIAL.jpg

60秒の次がBULB、さらにまわすとLIVE TIMEになります。初期設定ではLIVE BULBはOFFになっているため、使用したい場合はメニュー→ギア(歯車マーク)E 露出/測光/ISO から2ページ目のLIVE BULB 設定から何秒置きに表示させるかを設定します。
P6160001.jpg

P6160002.jpg

P6160004.jpg

LIVE TIMEも初期設定は0.5秒なので、表示秒数を変更したい場合はこちらから設定を変更します。(OFFも設定可能)
花火であれば0.5秒、長時間露光であれば長めに設定した方がよいでしょう。
P6160006.jpg

画面に表示されているように設定されているISO感度により表示できる回数がかわります。また、この機能が使用できるのはISO1600までで、それ以上の高感度設定の場合は使用できません。ノイズの影響が多少あるようです。(LIVE BULB/TIME を使用すると若干ノイズの影響があるようです。ある雑誌の開発者インタビューに載っていました。初心者に慣れていただくための機能で、ノイズが気になるようであれば通常のBULB/TIMEで使えばよいようです。)

設定ができたらあとはLIVE BULB / LINE TIME に設定し、撮影してみてください。ある程度暗いところの方が分かりやすいと思います。設定した秒数ごとに表示してくれ、露光終了させる目安になります。

ちなみに実際にこの機能を使って撮影した画像はこちら。オリジナルサイズで掲載しています。ノイズレベルとあわせてご確認ください。(クリックで拡大)
OM-D E-M5  M.ZUIKO DIGITAL ED12mm F2.0
F2.8 19.6秒 ISO200  仕上がりFLAT WB3600K 
アートフィルター ライトトーン
撮影地:北九州市 平尾台 
P4075018LT2.jpg

これからの花火撮影に是非使ってみてください。
今回もアンケートにご協力ください!



ご質問や返信が必要なコメントはこの記事のコメント欄にお願いします!



posted by kassy at 18:44| Comment(0) | 撮影機能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
QLOOKアクセス解析