E-PL2はE-PL1の後継機種ではなく上位機種の位置づけになります。PEN LiteシリーズはE-PL1(s)とE-PL2の2つのラインナップとなります。どんなところが違うのか、比較してみました。 興味のある方、続きをどうぞ。
まずは一覧にまとめたのでそちらをご覧下さい。
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では、E-PL2とE-PL1sとの違いという観点で違いをみていきます
1.アートフィルター
・ジェントルセピアに変わり、ドラマチックトーンを採用
・・・E-5で人気のアートフィルターが早くもPENシリーズに登場。
ジェントルセピアも良かったですが、ドラマチックトーンに魅力を感じるならE-PL2がおすすめ。
でもジェントルセピアで撮りたいと思う被写体もあるので悩ましいところです。
・一部アートフィルターにバリエーションが登場 (Tは従来のもの)
・・・ポップアートU(蛍光色を少し抑えコントラストを強調した重厚な印象)
ラフモノクロームU(コントラストをやや弱めた)
トイフォトU(青味を強調) V(赤味を強調)どちらも柔らかな仕上がり
・一部アートフィルターに効果がかけられる
・・・ソフトフォーカス→ポップアートT&Uのみ
ピンホール→ポップアートT&Uのみ
アートフレーム→ポップアート、ラフモノクローム、トイフォト、ドラマチックトーン
・画像処理エンジンの進化でアートフィルターの処理時間が大幅に短縮。連写も可能に。
2.ライブガイドから動画撮影も可能に
・専門用語が分からなくても画面を見ながら色の鮮やかさ、色合いや明るさ、背景のボケ具合、動きの表現などの調整が簡単にできるライブガイドが動画でも可能になりました。
ビデオカメラでもこんなに分かりやすく効果を設定できるものはないので動画でも設定を変えて撮りたい人にはおすすめ。
3.アクセサリーポートが進化 AP2へ
・アクセサリーポートの機能が強化されAP2として搭載
これにより新アクセサリーPEN PALに対応しています(Bluetoothで画像を転送できるアクセサリー)
4.顔検出の進化
・従来の顔検出から更に進化し、瞳にピントをあわせてくれる瞳検出機能を搭載。ちょっとアップ目にフレーミングし、シャッターを半押しするとその瞬間瞳部分を検出し、ピントを合わせてくれます。
5.コントロールダイヤル搭載
・十字ボタン部分に、P1、P2と同様のコントロールダイヤルを搭載。操作性がよくなりました。
6.液晶モニターの進化
・3.0型で46万ドットと、これまでのPENでもっとも高精細な液晶を搭載しています。
7.シャッター速度最速1/4000秒
・E-PL1、E-PL1sでは1/2000でしたが、1/4000まで対応。
8.ISO感度設定範囲
・下限が200、上限6400(PL1sは下限が100までOK)
9.リモートケーブル対応
・E-PL1、E-PL1sでは使えなかったリモートケーブルに対応。BULB撮影が容易になりました。
10.コンバーターレンズ
・レンズキットでの付属レンズM.ZUIKO14-42mmUにマクロ、ワイド、フィッシュアイの各コンバーターレンズを装着可能。(E-PL1sも同様のレンズキットなので同じ。但し、E-PL2の場合はシーンモードに各コンバーターレンズのシーンを搭載しています。)
その他、カラーや販売形態も色によって違うのでご確認下さい。
マクロアームライトMAL-1はアクセサリーポートのあるどのPENでもご使用いただけます。(E-P1以外)
追記:また、AFスピードも更に速くなったのと、C-AFのときの動作もスムーズになっています。
追記2:E-PL2ではE-5と同様に絞り優先オートやマニュアル露出でも
「仕上がりモード」でアートフィルターが選べるようになりました。
今回も是非アンケートにご協力を!
いつもありがとうございます。