2010年05月19日

50mmマクロと35mmマクロの違いPart2

50mmマクロと35mmマクロ、どっちが大きくぼかせるの?と聞かれれば大抵の場合50mmマクロと答えるでしょう。もちろん間違いではないですし、ほとんどの場合その通りです。でももう少し詳しく見てみると・・・。興味のある方は続きをどうぞ。
 
ピントを合わせた位置の前後がどこまでピントが合って見えるか。これを被写界深度といいますが、被写界深度が深く(奥までピントが合って見える)なるか浅く(前後がボケて見える)なるかはいくつかの要素の組み合わせで変わってきます。詳しくは「背景をぼかすには」の記事を参照いただきたいのですが、大きな要素としては焦点距離、被写体との距離、絞りがあります。

まずはあまり接写していない状況での比較。どちらのレンズでもほぼ同じ大きさになるように撮っています。50mmと35mmの差があるので35mmマクロのほうが被写体に近づいて撮影しています。
この場合は35mmマクロの近接効果よりも50mmマクロの焦点距離の効果のほうが「ボケ」に対して大きく影響しています。(微妙な差ですが)クリックで拡大。
20100519001.jpg

50mmマクロの最近接24cmでの比較。
35mmマクロは同じ大きさで撮影するようにさらに接近しています。
35mmマクロの開放F3.5からF22まで、50mmマクロと前後のボケはほとんど変わりません。20100519002.jpg

両レンズのF3.5と50mmのF2を拡大したのがこちら
F3.5〜F2は50mmマクロでないと表現できない写真になります。

20100519003.jpg

画像の1画素をモニターの1画素に拡大してもほとんど変わらないのがわかります。
20100519004.jpg

では、35mmマクロで最短撮影距離まで寄るとどうでしょう。
当然大きさも変わってきますが、近接効果が大きくなり、前後のボケも大きくなります。
20100519005.jpg

1:1に拡大してみると35mmマクロの方が被写界深度が浅いのがわかります。
20100519006.jpg


どのくらいのピントの深さになるかということは、実はホームページにも被写界深度表として掲載されています。各レンズの詳細ページにリンクがあります。
20100520101.jpg

これを見ているだけでもいろいろなことがわかるりますが、注目すべきは最短撮影距離まで接近すると絞りを変えてもほとんど被写界深度は変わらないというところです。絞っても変わらないならシャッタースピードが落ちるだけなので絞り損といったところでしょうか。

ということで、ということで、今回もアンケートにご協力を!

posted by kassy at 23:03| Comment(0) | 撮影実践編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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