2009年09月27日

アートフィルター応用編 

何気ない被写体でも写真をアートに仕上げてくれるアートフィルター。撮るのがとても楽しくなる機能です。カメラが全てやってくれるのもお手軽なところ。しかし、使い方次第で同じ種類のアートフィルターでもいろいろ味付けを変えることができます。PENではムービーでも楽しめるこのアートフィルター。今回はこのアートフィルターの様々な応用テクニックをご紹介します。興味のある方は続きをどうぞ。


基本的にはカメラ任せで十分楽しめ、きれいに撮れるのですが、さらに「味付け」をする、という意味では3つの設定を変えることで違う仕上がりにすることができます。

また、画質モードを「RAW」に設定している場合は自動的にRAW+JPEGの設定に切り替わり、JPEGファイルにアートフィルター効果がかかります。


※OLYMPUS Viewer2の最新バージョンを使うと、Rawで撮影した画像はカメラに搭載されていないアートフィルターでも現像できるようになりました。詳しくはこちら。実際のやり方はこちら

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1.露出補正・・・各フィルターでのポイント

もちろんどのアートフィルターでも露出補正ができますが・・・
・ポップアートでは極端に明るくしてよりファンキーなイメージにしたり、逆にマイナス目でさらに色濃くしたりするのも面白い。
<プラス1.3EV>
P3150322.jpg
<マイナス0.7EV>
P3080096.jpg

・ファンタジックフォーカスは基本明るめに調整されますが、もともと明るめの被写体を撮る場合には、プラス補正したほうがさらにいい感じに仕上がります。処理として、ハイライト部分をできるだけ白飛びしないように処理してくれるので、比較的安心してプラスにできますが、撮るときはあまり極端にせず、RAW現像時に調整するやり方がおすすめ。撮るときに極端に補正すると、もとのRAWデータが白飛びデータになってしまうからです。
<露出補正+1.0>
P3310372.jpg

・ラフモノクロームはもともとコントラストが強烈なので、補正のさじ加減が難しい。後補正のほうが無難ではありますが、慣れてくるとコツがつかめるかと。プラスにすると白い部分が増え、マイナスにすると黒い部分が増えます。
黒(影)を強調するならマイナス補正。<露出補正-1.0>
P9102522RM.jpg

・トイフォトももともとコントラストはちょっときつめ。私の場合、影などを強調したいときなどマイナス補正したりします<露出補正-1.0>P31503580003.jpg


2.ホワイトバランス
ホワイトバランスを変えるとさらにオリジナリティーあふれる作品になります。ファンタジックフォーカス+青っぽい雰囲気に仕上がる電球モードなども面白いです。ポップアートも色の雰囲気が変わるのでお試しを。
<ファンタジックフォーカス+ホワイトバランス電球+露出補正+1.0>
P9107889FF.jpg

3.絞り・シャッター速度(プログラムシフト)
絞り優先で背景のボケ具合を変えたい場合、後からアートフィルター処理ができるようになったので、絞り優先オート(Aモード)でRAW撮影しておいて現像時にファイターをかけることも可能ですが、撮影時にダイヤルを回すとプログラムシフトになり、絞り・シャッター速度の組み合わせを変えることもできます。この場合、ダイヤルの方向はシャッター速度に合わせているので、絞り方向は絞り優先時と逆になるので注意。絞りとシャッター速度をアートフィルターに絡める方法は別記事でも紹介しています。

*その他の事項
E-30のみ、アートフィルターモードは「オート」と同じ考え方で設計されているので、フィルターを変更すると、手動で変えたホワイトバランスや感度設定なども全てオートに戻るので注意してください。

追記】(上級者の方へ)
E-30/E-620では、アートフィルター撮影中にOKボタンを押すと、アートフィルター選択画面に戻ります。ART/SCN以外のモードでは、OKボタンを押すとスーパーコンパネでの設定変更にはいります。つまり、アートフィルター使用時はスーパーコンパネでの設定変更はできません(E-30はこの時点でISOやWBなど変更した設定がリセットされてしまうので、スーパーコンパネで設定変更をするつもりで間違ってOKボタンを押してしまうと設定のやり直しになるので注意が必要です)。

しかし、スーパーコンパネが使えないだけで、設定の変更は可能。ダイレクトボタンから入る方法と、メニューから変更する方法があります。(十字ボタン機能をAFターゲット変更に割り当てている場合はメニューからしかなくなります)メニュー内では機能によって格納場所が違うので参考までにどの機能がどこにあるか記載しておきます。
まずはメニューのスパナマークから歯車メニューをONにする。
WB:歯車G→WBモード
AF:歯車A→AF方式
ISO:歯車E→ISO感度
測光:歯車E→測光
【追記終わり】


PENの動画にもこのアートフィルター効果をかけることができます。
アートフィルターによっては1秒間のコマ数が少なくなるモードもありますが、それもまた「味」のある動画に仕上がります。
アート動画の場合、感度はオートのみ、プログラムシフトも効きません。ホワイトバランスと露出補正は撮影前に設定変更が可能です。

というわけで、これらの設定を変えたことがなかった方は是非お試しを!
よかったら今回も右のアンケートにご協力を!

posted by kassy at 01:01| Comment(2) | アートフィルター関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。

僕は、最近アートフィルタを使うようになりました。

というのも、魚眼レンズと、トイフォトの相性の良さを、発見したからです。

でも、ROWで撮っておいて、現像時に、かけています。
普段、スポット測光で撮っているので、多分割測光だと、露出補正が、できないのです。
何とか、普段の撮影モードのまま、アートフィルターがかかるようにならないモンでしょうかね〜。
それと、トイフォトは、カードへの記録に、異常に時間がかかるのも、その場で使わない理由です。
Posted by 魚写坊主 at 2009年09月28日 08:34
魚写坊主さん、コメントありがとうございます。
アートフィルターでスポット測光できなかったかなーと
E-620を見てみました。書き忘れましたがスーパーコンパネからは設定変更できませんが、ダイレクトボタンやメニューからであれば設定変更可能です。PENは普通にライブコントロールでできるのですが、E-30と620は注意が必要ですね。追記しておきます。
それと、記録時間を考えると後からアートフィルターがいいなーとも思いますが、本当は撮るときに一発勝負で撮ったほうがいい写真が撮れるような気もします。まあトイフォトは私も待ちきれませんけどね。
Posted by kassy at 2009年09月29日 01:37
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